社会構想大学院大学 先端教育研究所
リカレント教育のための
キャリア相談室


キャリアの相談がしたいけれど、誰になにを話したらいいのだろう

ひとは、生涯、発達をする。

キャリアの発達でもその考え方は同様です。

 

社会構想大学院大学は2017年に開学をした社会人向けの専門職大学院です。これまでに、多くの社会人が働きながら大学院生として学び、修了のサポートをしてきました。

このノウハウを活かし、プロボノとして、社会人の(正社員として働くひとだけではなく、フリーランスや再生産労働者である主婦といったさまざまなバックグラウンドとキャリアを持つ)方々の相談および支援を始めます。

 

この相談室は、本学への入学は前提とせず、学び直しを考えている人やリスキリング、リカレント教育に興味があるすべてのひとを対象としています。

 

グローバル化、AI、少子高齢化、人生100年時代。リカレント教育、リスキリング、学び直し、最近よく耳にするけれど、なにから始めたらいいのだろう…だれに相談をしたらいいのだろう…キャリアアップをしたいけど、転職エージェントに相談をしたいわけじゃないし…自社でもっと頑張ろう!って思っていても、社内だとちょっと相談がしにくい…というように、キャリアの悩みはひとそれぞれです。だから、そのような悩みやお困りごとを社会人を専門に受け入れてきた教育機関が、社会貢献の一環として相談にのっていきます。

 

相談は無料。
まずはお気軽にお申し込みください。これからのキャリアを一緒に考えてみませんか。


相談員(キャリアコンサルタント)のご紹介

相談員:キャリアコンサルタント 酒井 信幸

(学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学事務局 兼 先端教育研究所研究員)

人材業界にて中途採用支援を経て、私立大学社会人向けの異文化・語学教育のコーディネーター職、キャリアセンターにて就職支援、教務、入試広報を担当。また、非常勤講師としてキャリア教育科目を担当していた。
現在は、学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学事務局 兼 先端教育研究所研究員として、大学運営の実務と人材教育研究に従事。
国家資格キャリアコンサルタント・公認心理師資格を保有。


相談室の概要

開室日程

月~土曜日の13:00〜17:00 ※要予約、完全無料(1回 45分)

対象となる方

以下のようなお悩みを持つ方を主な対象としています。

・リカレント教育を受けたいと思っているが、何から始めたらいいかわからない

・そもそもリカレント教育とはなにかが、よくわからない

・これから必要なスキルやリカレント分野で人気のある領域を知りたい

・ステップアップをしたいと思っているが、どう始めたらいいか知りたい

・じぶんのキャリアの方向性を考えてみたい

実際の相談例

30代女性会社員の方からのご相談

●ご相談内容

これまで同じ会社で続けてきたが、大きい会社ではないのでこのまま続けるのがよいか不安。

 

●ご相談の結果

これまで同じで会社でやってきたことを前向きにとらえられたような気がします。もう少し、いまの会社で頑張るのが自分にとっては良いのだということがわかってよかったです。また、せっかくなので、これを機に新しいことを学ぶことで視野を広げておこうと思います!

●キャリアからの視点

これまで同じ会社で続けてこられたことは、強みです。しかし、相談者は周りと比べることで不安になられていました。大きい会社ではないからこそ、いろいろな経験値を持っておられることに焦点を当てたことで今の環境を客観的に捉えられ、今の環境でなにができそうかを考えてもらいました。いま、ここでの時間をどう活用するかを少し考えると焦るばかりではなく、何を準備したらよいかという前向きな検討につながっていかれたと思います。

40代女性フリーランスの方からのご相談

●ご相談内容

40代フリーランスでやってきたが、就職をしたいけどこの年齢で就職することはできるのでしょうか。

 

●ご相談の結果

正社員として働くことへの漠然とした想いがありましたが、その目的がはっきりしたように思います。そのうえで、どんな会社や組織に就職をしたいのかという具体的なイメージを持つ必要性に気がつきました。また、現在働きながら学んでいるので、この時間をどのように取り組むのかについても考えるきっかけとなり、いまの環境でできることから始めようと思います。また、相談させてください。

50代男性会社員の方からのご相談

●ご相談の内容

50代キャリアに一区切りをしたので、少し仕事から離れて学び直しをしてもいいのかなと思っています。

 

●ご相談の結果

壁打ちを通じて、視野や選択肢が広がったように思います。仕事(社会)から離れてじっくりと学び直しという選択を考えていましたが、今日のお話を踏まえて必ずしも自分はその選択肢を望んでいないという気もしています。どのように学び直しをするのかという点で自身の方向性が見えてきました。これから興味のある講座がいくつかあるので、今日の話をもとに説明会に参加してみたいと思います。ありがとうございました。

よくある質問と回答

なぜ、大学院が無料の相談をやるのですか?

人生100年時代である現在、不確実性の高い世の中だといわれています。それを悲観するひともいますが、学び続けることは新しい知識や仲間に出会えるチャンスだととらえるひともいます。どう考えるか?それはひとそれぞれですが、まずはその考えるきっかけになればという想いから、社会貢献の一環として活動していきます。

相談をしてみたいのですが、具体的にどんなことを相談したらいいのかよくわかりません。

ご自身で検索をしてみて、興味があるプログラムについて対話をすることもできますし、現在のお仕事からなにか課題を感じている内容があれば相談することも可能です。

また、下記の検査を受けてから相談にお越しいただいてもよいかもしれません。

価値観検査 | job tag(職業情報提供サイト(日本版O-NET)) (mhlw.go.jp)

 

まずは、お気軽にお話をしてみるというのもよい機会になると思います。ありのままをお話することで、少し見え方が変わることもあるかもしれません。

仕事が忙しくて両立ができる気がしません。

日本の社会人は、海外のひとと比べても忙しいというデータがあります。そのなかで、学び直しやリスキリングまでやらなければいけないのか?と重荷に感じて苦しくなる人もいるかもしれません。できないことよりも、できることに目を向けてみませんか。それを一緒に考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。

“どのように”という方法論は、目的や方向性が決まれば、いくらでも考えていくことできると思います。まずは、一緒に理想やわくわくすることを話してみませんか?

 

<参考>

学びを導く「行動科学」~行動変容による学習の習慣化~ | 先端教育オンライン (sentankyo.jp)

 

社会人の学び直しが検索できるサイトなどはありますか?

企業がやっている有料のオンデマンド研修などもありますが、ここでは文部科学省と東京都のサイトを紹介しておきます。

 

<参考>

マナパス | 社会人の大学等での学びを応援するサイト (manapass.jp)

東京リカレントナビ (tokyo.lg.jp)

修学にあたって補助などの制度はありますか?

あります。

無料のトレーニングや給付金をもらいながらスキルアップのトレーニングを受けることができる制度もありますので、確認してみてください。

 

<参考>

教育訓練制度 |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について |こども家庭庁

ハロートレーニングについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 


相談お申込み



お問い合わせ

相談室に関するお問い合わせは以下のメールアドレスにお願いいたします。

キャリア相談室

e-mail nobuyuki.sakai(@)sentankyo.ac.jp

※上記にメール頂く際は、@の前後の括弧()を削除してご使用ください。