※開催終了しました。

イベント 2022.9.11(日)

9月11日(日)「実務家教員COEシンポジウム」を開催

著しく変化し複雑化する現代社会において、現場の課題に即した研究や教育が一層求められています。この状況に対応して、高等教育機関等で、豊富な実務経験を有し、社会や産業の課題を把握する実務家教員の登用が推進されていますが、現役の実務家教員は、具体的に何を考え、教員としてどのようにふるまっているのでしょうか。また、自身の実務や分野をどうとらえ、また学生とどのように相対しているのでしょうか。
本シンポジウムでは、インタビュー調査での現役実務家教員の「語り」を通して見えてきた、実務家教員としての意識や考えの様相を紹介いたします。その上で、あらゆる人が自分の経験を磨くことで、これからの社会を生きる人たちの糧になる可能性を話し合っていきます。

 

【主催】学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学 実務家教員COEプロジェクト
【協力】日本女子大学、武蔵野大学、事業構想大学院大学、学校法人麻生塾、学校法人敬心学園、学校法人ミスパリ学園
【後援】文部科学省

 

開催概要

〇日時:2022年9月11日(日)13:30~16:30
〇費用:無料(要事前予約)
〇会場:オンライン
〇対象:
・実務家教員にご関心のある方
・教育機関関係者の方
・実務家教員養成課程にご関心のある方
※入退出自由です。
※アーカイブ配信はありません。

プログラム・登壇者

13:30~13:35

開会挨拶

13:35~13:50

大会趣旨や事業に係る挨拶
森下 平 氏(文部科学省 専門職大学院室 室長)

13:50~14:30

第1部 基調講演
「実務家教員という生き方~パターン・ランゲージを通じて考える~」
伴野 崇生(社会構想大学院大学 実務教育研究科 准教授)

14:30~15:15

第2部 実務家教員としての生き方
宮前 善充 氏(就実大学 経営学部経営学科 教授)
芦塚 倫史 氏(中京大学 スポーツ科学部スポーツマネジメント学科 准教授)
冨山 佳代 氏(日本女子大学 リカレント教育課程担当講師)

15:15~15:25

休憩

15:25~16:25

第3部 パネルディスカッション ~あなたも実務家教員に 経験を磨き他のために~
<モデレーター>
 伴野 崇生(社会構想大学院大学 実務教育研究科 准教授)
<パネリスト>
 宮前 善充 氏(就実大学 経営学部経営学科 教授)
 芦塚 倫史 氏(中京大学 スポーツ科学部スポーツマネジメント学科 准教授)
 冨山 佳代 氏(日本女子大学 リカレント教育課程担当講師)

16:25~16:30

閉会挨拶
川山 竜二(社会構想大学院大学 実務家教員COEプロジェクト 事業責任者)

登壇者紹介

※登壇順

伴野 崇生 氏

社会構想大学院大学 実務教育研究科 准教授

香港中文大学SCS専任講師、アメリカ・カナダ大学連合日本研究センター非常勤講師、国立大学法人東京農工大学特任助教、慶應義塾大学大学院・政策メディア研究科特任講師などを経て現職。大学・大学院で教育・研究に携わると同時に、難民支援NPOなどで実践を行いつつ、実践の知・現場の知を体系づけて理論化することに力を注いでいる。専門は文化心理学。東京医科歯科大学、慶應義塾大学、桜美林大学でも非常勤講師を務める。

 

宮前 善充 氏

就実大学 経営学部経営学科 教授

1989年早稲田大学政治経済学部卒業後、地元金融機関、同系列シンクタンク勤務を経て、2021年4月に着任。シンクタンク勤務時代の地域経済分析などの実務経験をベースに、経済学を教える。現在は来年度の経営実践コース(半期のPBL実習必修)開設に向けて、PBL実習等の大学と社会をつなぐ学習について、社会構想大学院大学実務教育研究科2期生として探求中。社会構想大学院大学実務家教員養成課程修了(第2期)。

芦塚 倫史 氏

中京大学 スポーツ科学部スポーツマネジメント学科 准教授

2021年4月から中京大学にて実務家教員としてのセカンドキャリアをスタート。専門は、スポーツマーケティング。その中でも特に前職で携わったスポーツ協賛の活用、選手のマネジメントおよびスポーツSDGsなどの領域を扱う。現在担当する授業は、「スポーツマーケティング論」、「ダイバーシティ社会論」、「スポーツマネジメント演習」、「ゼミナールおよび卒業研究」など。教員2年目の今年からは、スポーツの活用による社会課題の解決をテーマとする産学連携プロジェクトを立ち上げるべく現在準備中。1985年早稲田大学法学部卒、2003年英国リヴァプール大学サッカー産業MBA修了。2021年社会構想大学院大学 実務家教員養成課程修了(第7期)。

冨山 佳代 氏

日本女子大学リカレント教育課程担当講師・キャリアカウンセラー

1995年日本女子大学卒業後、東京海上日動火災保険入社、法人営業、人材開発。女性社員が自信をもってチャレンジできる人材育成・研修企画を試行錯誤。組織風土改革コンサルのスコラ・コンサルト、管理部門(人事総務等、執行役員)を経て、2009年独立。株式会社これあらた代表取締役。2男児の母。男女ともに仕事も子育ても楽しみ挑戦できる社会を目指し、ダイバーシティ推進、キャリア・両立支援に従事。著書「期待している人が辞めずに育つ女性部下マネジメントの教科書」。実務家教員COEプロジェクトにおいて模擬講義評価にも携わっている。