藏田 實

藏田 實

(くらた みのる)

教授
教育行政学、英語教育学、教育方法論
担当科目:教育マネジメントの理論と実践、探究演習(学校経営デザイン)

経歴

  • 1973年:上智大学外国語学部英語学科 卒業
  • 1976年:中央大学文学部史学科国史学専攻 卒業
  • 1976年:神奈川県立市ヶ尾高校教諭
  • 1983年:神奈川県立鎌倉高校教諭
  • 1990年:米国メリーランド州派遣教員
  • 1991年:神奈川県教育委員会指導部高校教育課 指導主事
  • 1999年:神奈川県立教育センター 教育情報室長
  • 2002年:神奈川県立湘南高校 教頭
  • 2003年:神奈川県立二俣川看護福祉高校 校長
  • 2004年:神奈川県立総合教育センター カリキュラム事業部長
  • 2006年:昭和音楽大学 研究員
  • 2008年:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 修了
  • 2008年:プール学院大学 国際文化学部英語学科 教授
  • 2012年:プール学院大学 国際文化学部教養学科 教授・副学長
  • 2014年:プール学院大学兼プール学院大学短期大学部 学長・学部長・教育学部教授
  • 2018年:学校法人東京芸術学園音響芸術専門学校 特別顧問
  • 2020年:社会情報大学院大学 先端教育研究所 特任教授
         一般社団法人 教育人材開発機構 特別顧問 
  • 2021年:社会構想大学院大学 実務教育研究科 教授(現在に至る)

所属学会・団体等

  • 日本カリキュラム学会
  • 日本リメディアル教育学会
  • 外国語教育メディア学会

実務上・研究上の主な業績

    【書籍・論文等】《単著》

  • 『教育分野におけるアウトリーチ活動-米国4大学の取組みを中心に-』(昭和音楽大学音楽芸術運営研究所2007年)
  • 『教育行政と教育改革』(プール学院大学出版部2007年)
  • 『変わる教育委員会-その活性化策』(日本教育新聞社「教育資料」2010年)
  • 『高大接続システム改革の実効性を高めるための一提言~現職教員の意識調査をもとに~』(社会情報大学院大学2020年)
    《共著》

  • 『ラクーンⅠ、ⅡB(文部省検定教科書)』(筑摩書房1991年)
  • 『中高一貫教育に係る教育課程のあり方に関する研究』(国立教育政策研究所2000年)
  • 『教職員のための情報モラル』(神奈川県立教育センター2001年)
  • 『カリキュラムセンター~ともに歩む新時代の教育』(神奈川教育センター2003年)
  • 『教育改革期の人事上の課題と将来展望』(神奈川県立高等学校校長会会誌2004年)
  • 『マルチメディアを利用した学習Webサイトの構築』(プール学院大学2010年)
  • 『国際堺学を学ぶ人のために』(世界思潮社2013年)ほか。
    【研究・社会活動等】

  • 東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センター運営協議会委員(2001年~2005年教員養成の観点から、新たな教員養成プログラムの研究開発)
  • 横浜国立大学連携融合推進事業(2005年~2007年 大学と教育委員会の連携のあり方について研究)
  • 文部科学省「英語指導力開発ワークショップ」事業評価外部評価委員(2005年~2006年 各大学が開発した英語コミュニケーション能力の育成に関するワークショップについての調査・研究)
  • 藤沢市国際教育推進協議会委員(2006年~2008年 外国籍児童・生徒に係る授業内容・指導法に関する調査・研究)
  • 箱根町英語教育推進アドバイザー(2007年~2010年 「外国語活動」導入にあたり小・中連携のあり方について調査・研究)
  • 南大阪地域大学コンソーシアム理事(2014年~2018年 大学・企業連携に関する共同プログラムの研究開発)
  • 全国大学実務教育協議会評議員(2014年~2018年 大学における実務教育に関する研究)
  • NHK放送番組「ニューベンゼミ」(2015年~2017年中学生・高校生を対象とした放送番組の英語監修)ほか。

メッセージ

小学校英語の必修化、大学入学共通テストの導入、専門職大学の制度化など、日本の教育改革は課題を抱えながらもスピード感をもって取り組まれています。この大きな流れは教育界に留まらず、社会全体に波及し、地域や行政、また企業にもパラダイムシフトが求められています。これまで高校・大学の教育現場や教育行政で培ってきた経験と知見をもとに、教育システムの変容を社会との関係性のなかで的確に把握し、新たな時代状況を「教育」という視座から、ともに読み解いていきたいと考えています。