主要授業紹介

知の理論

川山 竜二 研究科長
「知の理論」とは、「知識についての知識」についての基本的な知識の捉え方や学際的な観点から個々の学問分野の知識体系を吟味する知の体系の総称で、教科を超えた思考を養成するための教育プログラムとして、教育分野において大いに注目を集めています。本授業では、あらゆる「知」そのものを考察したうえで、理論と実践を融合し、「知の理論」を実践的な教育体系に組み込む方法について検討します。
実践教育プロジェクト演習

藏田 實 教授 / 伴野 崇生 准教授
本授業では、教育プログラムの立案や、模擬授業を通じて、計画立案スキルや教育指導能力の修得を目指します。多角的な知識を有する3名の担当教員による指導のもと、実際に授業計画や教育プログラムの組み立てを行い、履修者同士で模擬授業を行う等、実践的な授業となっています。教員からの評価のほか、履修者が相互に意見交換をおこなっていき、より効果的な教育実践の在り方を探ります。
組織論

坂本 文武 教授
「組織」は人の集合体であり、人を扱う担当者は組織の本質やジレンマを俯瞰して理解する必要があります。本授業では、株式会社とはなにか、企業が何のために存在しているのかなど本質的な問いに向き合い、組織の構造的要素や構造的課題を理解することで、企業と社員との関係性を再考し、現代社会における組織のデザイン方法について学びます。