橋本 純次

橋本 純次

(はしもと じゅんじ)

研究科長代行・専攻長・准教授
専 門 分 野 :メディア論(民放地方テレビ局・オーディエンス研究)/メディア制度論(放送政策)/リスク・コミュニケーション(災害報道)
主な担当科目:マスメディア論/公共政策/リスク・コミュニケーション特論B/コミュニケーションデザイン演習など​

経歴

2013年:東北大学 法学部 卒業(学士(法学))
2015年:東北大学 公共政策大学院 修了(公共法政策修士(専門職))
2015年:東北大学 大学院情報科学研究科 リサーチ・アシスタント(2018年度まで)
2018年:Goldsmiths, University of London 修了(MA in Media and Communications)
2019年:東北大学 大学院情報科学研究科 人間社会情報科学専攻 修了(博士(学術))
2019年:社会情報大学院大学 広報・情報研究科(現 社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科)助教(2019年度まで)
2020年:同専任講師(2022年度まで)
2022年:同専攻長(現在に至る)
2023年:同准教授(現在に至る)
2024年:同研究科長代行(現在に至る)

所属学会・団体等

・情報通信学会
・社会情報学会
・日本メディア学会
・日本実務教育学会
・日本リスク学会

実務上・研究上の主な業績

個人HP
researchmap
【研究発表】
・橋本純次(2023)「アフターコロナの情報社会における公共コミュニケーションのあり方」, 地方行政(11212), pp.14-18.
・橋本純次ほか(2023)「『不確実性』の高い災害をめぐるテレビ局によるリスク・コミュニケーションのあり方:新型コロナウイルス関連報道を端緒として」, 『社会構想研究』4(2), pp.57-66.
・橋本純次(2022)「『放送の地域性』研究の展望:事業者や地域の実情を踏まえた放送制度の実装に向けて」, 放送メディア研究15, pp.189-200.
【講演等】
・橋本純次(2023)「『広報のKPI』を考える前に知っておきたいこと 〜『理念を基軸とした広報』の実装に向けて〜」(日本貿易会 第3回月報・ホームページ分科会)
・橋本純次(2022)「不確実な時代に広告とマスメディアができること:『感情』を端緒としたコミュニケーションのリデザイン」(マスコミ倫理懇談会第64回全国大会)
・橋本純次(2021)「情報社会の現在地から考えるコロナ報道:感情に支配される時代のリスク・コミュニケーション」(日本医学ジャーナリスト協会 西日本支部)
【公的委員等】
・JA広報対策研究会 外部有識者委員
・日光市行財政改革審議会 委員
【受賞】
・公益財団法人電気通信普及財団 第35回電気通信普及財団賞 佳作「人口減少社会と視聴者の流動性を背景とした民放構造規制の展望」
・情報通信学会 第17回論文賞 優秀賞「人口減少社会に調和する放送制度のあり方:民放構造規制を中心に」
・情報通信学会 第2回アーリーバード発表賞「人口減少社会における地方局の制度的同型化:『地域密着』を契機として」

メッセージ

人口減少社会において、地域メディアの持続可能性を担保するにはどのような施策が必要なのでしょうか。インターネットとマスメディアが重層化する時代に、オーディエンスはどのようなコミュニケーションを求めているのでしょうか。度重なる災害のなかで、マスメディアと市民の関係性やコミュニケーションはどうあるべきで、どのように変容していくのでしょうか。
複雑化した現代社会においてメディアがどのような役割を担い、どのような機能を持ち、人々に対してどのように作用しているかという問題に取り組み、メディアを通じた理想的なコミュニケーションをデザインするためには、学際的/複眼的な「メディア論」の視点と方法に基づく不断の省察が必要不可欠です。
時代を捉えたコミュニケーション戦略を構想するため、メディアの未来をともに想像しましょう。

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