主要授業紹介

背景

社会構想概論

吉國 浩二

吉國 浩二 学長・研究科長・教授

本授業の目的は、社会構想研究科における学修の全体像を理解するとともに、社会構想をめぐる論点を体系的かつ網羅的に説明できるようになることにあります。本授業は、なぜいま「グランドデザイン構想」と「社会起業構想」という本研究科のふたつの趣旨が国内外の社会で重要視されるか解説しつつ、履修者が自らの関心に応じた学修を進めるための基盤を提供するものです。授業は講義とそれに基づく討論により進行します。

グランドデザイン構想研究/社会起業構想研究

池邊 このみ 教授/北島 純 教授

池邊 このみ 教授/北島 純 教授

1 年間で研究計画の立案・調査の実施・調査結果の解釈・論文の執筆について一連の指導を受け、最終成果としての「社会構想報告書」を作成します。また年度末に開催される「最終審査会」での報告を行います。授業は履修者からの発表とそれに基づく討論により進行し、年度の途中では複数の報告会・審査会が実施され、フィードバックを受ける機会があります。

地域社会論

河村 昌美 教授

河村 昌美 教授

本授業では、地域社会学・観光学・地域政策といった視座から、地域社会をめぐる諸現象を分析します。授業は講義とそれに基づく討論により進行し、最終回では履修者が地域社会の直面する任意の問題について地域社会論の観点から解決策を発表します。

地域イノベーション論

池邊 このみ 教授

本授業では、地域の発展と持続可能性に寄与するイノベーションを創発するための具体的な方法論を検討します。地域産業政策やその成立過程について学びつつ、イノベーション創出を目的とした具体的なモデルをどのように修正・活用すれば現代の地域社会において有効か実践的に検証します。授業は講義とそれに基づく討論により進行し、地域イノベーションに関する具体的なケースを分析・発表する回もあります。

パブリック・アフェアーズ

北島 純 教授

情報を収集・分析・評価するための基本的な処理フレームを学んだ上で、ロビイングやアドボカシー、ルールメイキングに関する実践的な技法を学修します。授業は講義とそれに基づく討論により進行し、パブリック・アフェアーズに関連する現実のケースを題材としたワークショップ形式の回もあります。