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社会構想大学院大学 先端教育研究所
社会教育士養成講座
夏集中講習/秋講習(昼・夜)
受講生募集中
「教える力」の新たな制度
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社会教育士は、2020年に始まった文部科学省の新たな制度です。教育には学校の教育課程で実施される「学校教育」と、それ以外の場面で実施される「社会教育」があり、後者を担うことが期待されている人材が文部科学大臣の認定する社会教育士です。
地域社会の縮小、科学技術の急速な発展、人生100年時代の到来、多文化共生など、社会は変革のただなかにあり、私たちはこれまでの考え方や知識だけでは解決できない課題に直面しています。そうした状況において昨今「社会人の学び直し(リカレント教育)」の必要性が注目されていますが、そうした教育をより豊かなものにしていくためには、多様な人びとが各地域において自らの専門性に応じた社会教育の担い手となることが期待されているのです。
社会教育の専門職である「社会教育主事」は、都道府県・市区町村の教育委員会に必ず置かれています。社会教育士の制度はこれをさらに発展し、社会教育の専門知識やスキルをより広く社会に普及することを目的としています。社会教育士は、教育を通じて地域やコミュニティの活性化を支援する専門人材といえます。
社会教育士養成講座とは
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本課程は、社会教育法第9条の5の規定および社会教育主事講習等規程に基づき実施するもので、社会教育行政を含めた専門性を身に付けて、地域コミュニティにおける学びを基盤とした自律的・持続的な活動をできる社会教育人材の養成を目的としています。本講習の修了者は、「社会教育士」と称することができます。また、社会教育主事となりうる資格を付与され、都道府県・市町村教育委員会から「社会教育主事」として発令されるとその職務に就くことができます。本課程では、生涯学習・社会教育の知識と技能を確実に身につけられるよう、「生涯学習概論」(2単位)、「生涯学習支援論」(2単位)、「社会教育経営論」(2単位)、「社会教育演習」(2単位)の4科目(計8単位)の講習を実施します。
社会人向け大学院が提供するプログラム
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社会構想大学院大学は2017年の開学以来、実務経験を有する社会人を対象とした教育・研究活動に取り組んでおり、社会人の学び直しに不可欠なフォロー体制を確立しています。また本学は「実務教育研究科」や「実務家教員養成課程」など、実務経験を教育プログラムに昇華するための思想と技術を修得することを目的とした教育課程を数多く開発してきました。社会教育士養成講座においても、先進的な社会教育の現場を知るゲスト講師が、独自の教材や最先端の教育方法により指導します。また、大学院に所属する多様な教員・学生・研究生との「横のつながり」もご期待いただければ幸いです。
なお、本講座を修了いただくと、社会教育士資格(文部科学大臣による認定)のほか、社会構想大学院大学から公的な【履修証明書】が発行されます。また、修了後に本学「実務教育研究科」に入学する場合、8単位を大学院の単位として算入することができます。
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カリキュラムの内容
科目名称 | 内容 |
---|---|
生涯学習の理論と発展 |
日本における生涯学習と社会教育の根本的な理解を深めることが目的です。 |
生涯学習支援論 |
多様な学習者の特性に合わせた学習支援の知識と技能を身につけます。 |
社会教育経営論 |
自治体やコミュニティでの学びを通じて、自律的で持続可能な学習活動を促進するための専門性を身につけます。 |
社会教育演習 |
地域社会やコミュニティでの「人づくり・繋がりづくり・地域づくり」に関わる社会教育の実践を深く理解し、現実的な提案を行う能力を養成します。社会教育の性格や背景を客観的に把握し、社会教育人材としての実践能力を高めます。 |
※スケジュールおよび実施方式は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※1週あたり、90分の授業を2コマ行います。授業実施時間はクラスにより異なります。
※授業日程の詳細は「募集要項」p.4をご確認ください。
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本課程の受講について
修了までの流れ
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セミナー・受講説明会のお申込み
受講申し込み
受講資格
社会教育主事講習等規程第2条各号のいずれかに該当する者(「募集要項」p.3の別表をご参照ください)。
受講対象者・定員
- 人々の自由で自発的な学習活動や豊かな地域づくりへの展開を支援する社会教育士を目指す方
- 地方公共団体、NPO、企業、学校など、また地域活動やボランティア活動で多様な課題に取り組む方
- ファシリテーション能力、プレゼンテーション能力、コーディネート能力の専門性修得を目指す方
定員:夏集中講習50名・秋講習(昼間)30名・秋講習(夜間)50名
講習料
350,000円(非課税)
※ 部分受講の場合、1科目あたり100,000円(非課税)
出願期間(定員に達し次第〆切)
-
夏集中講習
-
5月27日(月)〜7月20日(土)
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秋講習(昼間・夜間)
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7月23日(月)〜9月30日(月)
Q&A
Q. 応募にあたって、なにか制限はありますか。
A. 本養成講座は文部科学省の委嘱を受けて実施するものであり、出願資格を設けております。詳しくは「募集要項」p.3をご確認ください。
Q. 修了要件を教えてください。また、修了証書はもらえますか。
A. 本課程の修了要件は、① 出席または録画視聴による受講80%以上(ミニットペーパーの提出をもって出席とします)、② 各科目所定の単位認定要件の充足、③ 修了判定面談への合格の2点です。
修了要件を満たした方には公的な履修証明書と修了証が発行され、修了者は「社会教育士」を称することができます。本プログラムは大学院の開講する履修証明プログラムですので、履歴書にもご記載いただけます(学位は授与されません)。
Q. 用事でどうしても出席できない日がありますが、大丈夫でしょうか。
A. すべての講義は録画され、授業後にデータが共有されます。出席できなかった場合でも、録画をご視聴いただき、授業日から3日以内にミニットペーパーを提出いただければ出席とみなします。
Q. 地方在住でも受講できますか。
A. 授業は原則としてハイフレックス形式(対面授業のオンライン同時配信)で実施しますので、地方からも受講が可能です。
Q. 社会教育主事として着任する予定はないのですが、受講できますか。
A. 社会教育主事を目指さない場合でも、コミュニティの活性化や社会教育に関する知見を身につけたい方や、ファシリテーション能力等の向上を目的とした方の受講を歓迎します。