2023-2024年 新春特設サイト

2023→2024年
社会構想大学院大学
新春特設サイト

本特設サイトでは、社会構想大学院大学 で実施したセミナーや各研究科の説明会などを、期間限定で公開いたします。

また、先端教育研究所のプログラムである「実務家教員養成課程」、「地域プロジェクトマネージャー養成課程」「リカレント教育のためのキャリア相談室」もご紹介いたします。

 

【公開期間】2023年12月26日(火)~2024年1月13日(土)

社会構想研究科

「不確実性の高い社会」と呼ばれる現代社会においては、高度な専門的能力を修得する以前に、そうした能力が依って立つ社会にどうあってほしいか、あるいはそうした社会において組織や制度がどうあるべきかといった事柄について立ち止まって考えることが求められます。また、社会全体の持続可能性が危機的状況にあるなかで、民間企業やNPO・NGO、さらには一人ひとりの市民もまた公共的・公益的な活動の担い手として期待されています。社会的起業を通じて経済活動と社会貢献の好循環を実現し、持続可能な形で社会課題の解決に取り組むこと、ひいてはそうした人材を育成していくことも社会構想の観点からは必要不可欠です。

いま求められるのは「経験や感覚に頼らず理論やデータに基づいて社会の実情を見定め、社会の理想像を措定し、それを実現する」ための一連の能力を備えた人材を養成する教育機関といえます。

社会構想研究科では、社会の諸側面を分析するための深淵な学識を身につけ、社会課題の解決を図るための卓越した能力を培うことで、長期的な視野から社会善を追求し、その実現のために社会や組織のグランドデザインを描くことのできる人材や、新たな社会的価値を創出できる人材を養成します。

【開設記念セミナー】社会のグランドデザインを構想するために、いま必要な学びとは

2023年7月9日 社会構想研究科 開設記念セミナー 講師:富井久義(社会構想研究科 教員予定)

【ワークショップ】構想計画ワークショップ – 自分の思いをかたちにしよう –

2023年11月12日 オープンキャンパス 講師:富井久義(社会構想研究科 教員予定)

【模擬授業】グランドデザイン:将来予測が困難な時代に、どのように未来を創っていくのか ―宇宙、世界、都市、心/魂をどのようにデザインするか。それらの設計図の描き方を考えて行きます― ※一部抜粋

2023年8月20日 オープンキャンパス 講師:下平拓哉(社会構想研究科 教員予定)

コミュニケーションデザイン研究科

Society 5.0と呼ばれる現代社会では、「知識・情報の適切な利活用」を実現するための能力や機能があらゆる場面において求められます。そうした状況において、組織と社会を繋ぐ「情報のターミナル」としての機能を有するコミュニケーション部門(広報、営業、企画、マーケティング、社長室など)の重要性はますます高まっています。高度に複雑化した現代社会においては、こうした部門における多様なステークホルダーの特性に応じた関係づくりこそが組織の生命線であり、こうした実務を担い、コミュニケーションを組織経営のなかに位置づけることのできるプロフェッショナルの需要があらゆる業種・業界において高まっているのです。また、コミュニケーションが求められるのは企業組織にとどまりません。公共領域でも同様に、組織の理念を正確に捉え、内外へと明確に伝え、そして社会の声に耳を傾けるなかで、共感と信頼を醸成しながら受け手との関係性を構築していく必要があるのです。
こうしたテーマについて、国内ではOJTのなかで能力を磨くことがほとんどであり、専門的かつ体系的に学ぶ機会は必ずしも多くありません。コミュニケーションデザイン研究科は、社会と組織と人をつなぐ、コミュニケーションのプロフェッショナルを養成しています。

【研究科のご案内】コミュニケーションデザイン研究科のご案内

【研究科のご案内】カリキュラムのご紹介

【模擬授業】学生・修了生と一緒に考える『経営機能』としての広報のあり方

2023年11月12日 オープンキャンパス 講師:柴山慎一(コミュニケーションデザイン研究科  教授)

【模擬授業】「企業理念とコミュニケーション - 現代の組織に求められる社会的な存在意義をいかに訴求していくべきか」 ※一部抜粋

2023年8月20日 オープンキャンパス 講師:広木隆(コミュニケーションデザイン研究科 教授) 

【模擬授業】コミュニケーションの「理論」はいかにして「対話」の実現に貢献するか ※一部抜粋

2023年8月20日 オープンキャンパス 講師:橋本純次(コミュニケーションデザイン研究科  専攻長/准教授)

【セミナー】AIとデジタルコミュニケーションの未来 〜ChatGPTによるコミュニケーション変革〜

2023年6月11日 講師:渡邉順也(コミュニケーションデザイン研究科 准教授)

実務教育研究科

急速な変革を遂げる現代、私たちはこれまでの考え方や知識だけでは解決できない多様な課題に直面しています。これからの社会では、自らの経験による知識や社会に散在する知識を、新たな知の体系へと昇華させ、それを伝達・継承する能力が求められています。

実践知を教育の場へ伝達する「実務家教員」、ナレッジマネジメントによる組織開発や人材育成の専門家、自らの手で新たな教育事業を創り出す人など、実務教育研究科は社会に新たな学びを実装する人材を養成するため2021年4月に誕生した、新進気鋭の社会人向け研究科です。次の世代に相応しい教育の場を創るため、進化し続ける組織を作るために、知識のあり方から考える教育課程を提供しています。

【研究科のご案内】実務教育研究科への招待

【研究科のご案内】カリキュラムの紹介

【特別講義】知識のフォロワーから知識のリーダーへ

2023年11月12日 オープンキャンパス 講師:川山竜二(実務教育研究科 研究科長/教授)

【模擬授業】超・組織時代の組織論の行き先は?日本広報学会サステナビリティ広報研究会での議論を手がかりに考える

2023年8月20日 オープンキャンパス 講師:坂本文武(実務教育研究科 教授)

【セミナー】生成系AIによる学び・教育の大転換に備えて

2023年6月11日 講師:伴野崇生(実務教育研究科 准教授)

特別セミナー & 特別企画

本学は、リカレント教育の最前線に立つ社会人向け総合大学院として、研究科の枠を越えたセミナーや企画を実施しています。その中から最新のイベントをご紹介します。

12/5 教育セミナー「『新しい教育と学び』〜専門家から見る学校。いま、保護者に必要な学校選びの軸とは〜」

小学受験、中学受験、高校受験、大学受験、また留学といったように選択肢の多様化はますます進んでいます。どのようにキャリア選択をしていくことが子どもにとって本当によいのだろうか?と悩む保護者は増えています。
しかし、情報は増える一方で、誰に相談したらいいかもわからない…という方も多いのでは?実際に同級生の親御さんだとライバルにもなるだろうし

本セミナーでは、社会構想大学院大学の荒木貴之教授がモデレーターとなり、それぞれの教育の専門家から見る、現代の教育事情から「新しい教育と学び」をメインテーマにさまざまな角度からディスカッションをしていく予定です。参加者のみなさまからも質疑応答の時間を用意しておりますので、参加型としても楽しめるセミナーです。また、親世代のみなさまは、リスキリングやアップスキリングに迫られる現在、親としての自身のキャリアとお子さんの教育・キャリアについての両軸で検討するよい機会となります。

12/20〜22 特別企画「『聴く』社会構想」(WEBラジオ形式)

社会構想大学院大学は、社会科学のさまざまな考え方手がかりにこれからの社会を描き出す大学院です。

企業や行政、NPOなど様々なバックグラウンドを持つ社会人が、いらだちを含んだ現場での課題を客観視し、新たな視点で日々解決策を構想しています。

今回のセミナーでは、コミュニケーションデザイン研究科 准教授の橋本純次がメインパーソナリティとなり、本学教員をゲストとして、2023年の振り返りと2024年の展望について様々な切り口で対談していきます。

更に、年末のお忙しいなかでもお気軽に視聴いただけるよう、音声のみの視聴にてお楽しみいただけるよう、WEBラジオ形式での開催となります。

「大学院や学びなおしに興味はあるけど、セミナーに参加したり動画を見るのはなぁ」と思っているあなたも、この機会にぜひバラエティに富む本学教員の知見に触れてみてください。

●Day 1 「聴く」社会構想(1日目/ゲスト:坂本文武先生) (youtube.com)

●Day 2 「聴く」社会構想(2日目/ゲスト:渡邉順也先生) – YouTube

●Day 3 「聴く」社会構想(3日目/ゲスト:川山竜二先生)」 – YouTube

 

先端教育研究所プログラム

実務家教員養成課程

実務家教員とは、既存の学問分野にとらわれず、自らの経験を体系化し、大学や専門学校を始めとした教育現場で教べんをとる教員のことです。
昨今、変化の激しい産業界の知識を取り入れるべく、専門職大学や大学を中心に、実務家教員の任用が広がっています。

「実務家教員養成課程」はこうした流れに先立ち2018年から開講され、文部科学省の補助事業にも指定されている、半年間の履修証明プログラムです。高等教育にかんする基礎的な知識を学ぶほか、実務経験の棚卸しや講義・プログラムの組み立て方、模擬授業実習など、実践的な教育課程を用意しています。

 

※第14期(2024年4月開講)受講生募集中

地域プロジェクトマネージャー養成課程

急速な人口減少や少子高齢化などに伴い、地方の衰退に歯止めをかけるための地域課題の解決や地域活性化の取り組みは急務となっています。そしてそれらを実行できる人材の確保は今最も重要な課題の一つです。

本養成課程では、総務省が令和3年度から設けた『地域プロジェクトマネージャー』の任用制度※に合わせ、地域のプロジェクトを牽引できる「ブリッジ人材」の輩出を目指しています。地域で重要なプロジェクトを実施する際、行政や民間企業、地域住民、外部専門人材など様々な主体が連携して進めていく必要があります。しかし、それらを橋渡ししながらプロジェクトを推進する「ブリッジ人材」が圧倒的に不足しているのが現状です。本養成課程の各講座では、地方自治体の仕組みや考え方、行政と民間の違い、地域住民と外部人材の発想・考え方の違い、都市圏と地方圏の性質などを学ぶとともに、豊富な事例をもとにした実践的なスキルやノウハウを習得していただきます。

 

※第6期(2024年春期開講)の受講生募集は2024年1月下旬頃から開始予定です。

リカレント教育のためのキャリア相談室

ひとは、生涯、発達をする。

キャリアの発達でもその考え方は同様です。

社会構想大学院大学は2017年に開学をした社会人向けの専門職大学院です。これまでに、多くの社会人が働きながら大学院生として学び、修了のサポートをしてきました。

このノウハウを活かし、プロボノとして、社会人の(正社員として働くひとだけではなく、フリーランスや再生産労働者である主婦といったさまざまなバックグラウンドとキャリアを持つ)方々の相談および支援を始めます。

この相談室は、本学への入学は前提とせず、学び直しを考えている人やリスキリング、リカレント教育に興味があるすべてのひとを対象としています。

グローバル化、AI、少子高齢化、人生100年時代。リカレント教育、リスキリング、学び直し、最近よく耳にするけれど、なにから始めたらいいのだろう…だれに相談をしたらいいのだろう…キャリアアップをしたいけど、転職エージェントに相談をしたいわけじゃないし…自社でもっと頑張ろう!って思っていても、社内だとちょっと相談がしにくい…というように、キャリアの悩みはひとそれぞれです。だから、そのような悩みやお困りごとを社会人を専門に受け入れてきた教育機関が、社会貢献の一環として相談にのっていきます。