※開催終了しました。

イベント 2020年5月24日(日)

【5/24(日)/オンライン】公開講座~「コロナウィルスをめぐるメディア報道」・「不測事態に求められる教育指導力」~を開催します

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、制度や組織のあり方、日々の働き方、生活の仕方など、これまで自明のものと捉えられてきた様々な事柄が再検討を余儀なくされています。社会情報大学院大学の教育研究領域である「広報・情報」や「先端教育」の分野においても多様な論点が生じており、これから先の社会を占う上で、こうした論点について一つひとつ考えるための場を設けることが必要不可欠であると考えています。

 

このたび本学では、「広報・情報」及び「先端教育」それぞれに焦点を当てて、二部構成のオンライン公開講座を開催いたします。第一部は、「新型コロナウイルスをめぐるメディア報道について考える」。今般の状況は、「インターネットの普及後」、「東京を含む国内すべてが影響を受け」、「世界各国で同時多発的に発生している」という点において、人類が初めて直面するものといえます。このような、誰もが経験したことのない不安な状況下では、メディアによる報道が生活者や市民の行動に大きな影響を与えることになります。今回のような非常事態を分析・言語化し、参加者の皆さんと共有をしていければと考えております。

 

続く第二部のテーマは、「不測事態に求められる教育指導力~今高まる実務家教員へのニーズ~」。新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、教育分野にも多大な影響を及ぼしており、就学前(幼稚園や保育所等)から高等教育、社会人教育、社内研修などに至るまで、従来当たり前と思われてきた学びが危機にさらされています。こうした不測事態において、質の高い教育・学習機会を担保するためには、平常時とは異なる教育指導力が求められます。それは一体どのようなものか、そうした力を発揮するためには何が必要か、といった点について参加者の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

 

チャット機能を通じてお気軽にご発言やご質問もいただけますので、この機会にぜひご参加ください。

※5月22日(金)18時までにエントリーされた方に、前日までにアクセスの方法をご案内いたします。

日程

開催概要

日時:2020年5月24日(日)13:30~17:00

費用:無料(事前予約制)

定員:30名

プログラム

13:30~15:00

第一部 新型コロナウィルスをめぐるメディア報道について考える

※「広報・情報研究科」のご案内(15分程度)を含みます。

講師: 橋本 純次 (広報・情報研究科 専任講師

橋本純次(はしもと じゅんじ)

社会情報大学院大学 広報・情報研究科 専任講師

東北大学 大学院情報科学研究科修了。博士(学術)。社会情報大学院大学助教を経て、2020年度より現職。専門はメディア文化論と公共政策。主な研究領域として、放送政策、民放地方テレビ局、オーディエンス研究など。

15:30~17:00

第二部 不測事態に求められる教育指導力 ~今高まる実務家教員へのニーズ~

※実務家教員養成課程のプログラムの説明(15分程度)を含みます。

講師: 荒木 啓史 (先端教育研究所 准教授)

荒木啓史(あらき さとし)

オックスフォード大学社会学科(博士)、東京大学大学院教育学研究科(修士・学士)。専門は教育社会学、社会階層論、国際教育開発論、研究手法論。三菱総合研究所研究員、世界銀行がホストする「教育のためのグローバル・パートナーシップ(GPE)」コンサルタント等を経て現職。