※開催終了しました。

イベント 2020年6月24日(水)

【GIGAスクール緊急企画】
ICT環境の迅速な整備と、いま目指す初等中等教育

新型コロナウイルス感染症の拡大やオンライン教育の急速な広がりを受け、GIGAスクール構想の重要性が高まってきています。文部科学省は1人1台端末整備の前倒しを決定しましたが、一方で現場での推進体制は十分とは言い難いです。このICT環境の整備が進む中で、最新の取り組み状況や有識者や民間企業の知見も交え、目指すべき教育現場とは何かについて考えるヒントを提供いたします。

登壇者

創造性を育むICT環境整備 -GIGAスクール構想の実践に向けて-

髙谷 浩樹 氏
たかや ひろき)
文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課長

子供たちの学びを保障する、本当の教育ICT整備

日本の教育現場にICTが導入されるようになった1980年代から、先生方と一緒にICTのあるべき姿を考えてきました。世界的な災禍に見舞われ、待ったなしで急速に整備が進む今、本当の意味で教育に活用するために必要なこと、注意すべき点、準備しておくべきものとは何か?「授業をとめない」「誰一人取り残すことのない」ICT整備を目ざしてきた当社および全国に広がる当社パートナー網の長年の経験と知見、事例をご紹介いたします。

野沢 一太郎 氏
のざわ いちたろう)
富士通株式会社 GIGAスクール推進室長

1997年富士通株式会社入社。入社以来ヘルスケアビジネス(電子カルテシステム、地域医療ネットワーク)推進を従事。2019年4月、同社文教ビジネス推進統括部公共ビジネス推進部長として、K-12ビジネス推進を担当。2020年4月より現職。GIGAスクール構想の実現に向け、こどもたちの学びの革新・教員の働き方改革に資するソリューション企画・拡販に従事している。

「便利」と「安全」を両立できる教育現場のセキュリティ対策

GIGAスクール構想の実現により、教育のICT化が進むなか、ICTの導入推進に不可欠な視点がセキュリティ対策です。しかし、セキュリティ対策は「不便」というイメージがあるのではないでしょうか。エムオーテックスでは「Secure Productibity 安全と生産性の両立」をテーマに、ICTの便利さを損なわないセキュリティ対策 「LanScope シリーズ」の開発・販売・サポートを行っております。このセッションでは、文部科学省の「教育情報セキュリティガイドライン」に対して、LanScope シリーズで実現できる対策をご紹介します。

東田 行広 氏
とうだ ゆきひろ)
エムオーテックス株式会社 東日本営業部 部長

西日本営業部の部長を務めたのち、2019年に東日本営業の部長に着任。営業部長として東西数々の現場を経験して得た見識をもとに、LanScopeシリーズの販促活動に邁進。

教育現場のデジタルシフト ‐教具から文具へ‐

豊福 晋平 氏
とよふく しんぺい)
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター 准教授・主幹研究員

HP Chromebookによる 「GIGAスクール構想」の実践

内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室・文部科学省主催の「自治体ピッチ」でもご紹介させていただいた HP の Chromebook 製品の強みを改めてお伝えします。 HP は教育 ICT 専業であるチエル社との協業のもと、チエル社が開発した Chromebook 向け支援ソリューション『InterCLASS Console Support』を無償提供します。Google 社の管理コンソール機能を補完・拡張することで、Chromebook をより簡便に活用することができます。この画期的なソリューションをデモを交えてわかりやすくご紹介いたします。

松本 英樹 氏
まつもと ひでき)
株式会社 日本HP クライアントソリューション本部マーケティングマネージャ

年間数十のセミナーや勉強会で登壇するデバイスソリューションに関するエバンジェリスト。日本全国の顧客取材や IT 業界のエコシステムパートナーとの協業を通じ、同社製品の価値を市場に浸透させる活動を行う。

豊野 勇紀 氏
とよの ゆうき)
チエル株式会社 製品開発部 開発グループ シニアスペシャリスト

マルチメディアデータ転送・配信技術を得意分野とし、カーネル層でのハードウェア制御から Web サービス、ユーザー認証技術まで幅広くカバーするエンジニア。Web フィルタリング市場黎明期におけるシステム立ち上げメンバーであり、その後の市場拡大に大きく貢献。現在は Chromebook 活用を促進する製品群のプロジェクトを統括する。

Google for Education のご紹介

世界中で活用いただいている Google for Education をご紹介します。次世代パソコン Chromebook の強みや、クラスを一括で管理できる Classroom や ビデオ通話システム Google Meet の特徴や事例を用いて教育機関向けの無料クラウドサービス G Suite for Education をご紹介します。GIGA スクール構想にむけた取組も併せてご紹介します。

川上 浩二 氏
かわかみ こうじ)
グーグル合同会社 Chrome パートナー営業統括部 デバイスパートナー営業 部長

外資系通信事業者、コンピューター・通信機器メーカーを経て、グーグルのクラウド事業に6年余従事。現在はクラウドネイティブ時代の次世代パソコン「Chrome OS」の普及とエコシステムの構築を担う。

プログラム

13:00~13:05

主催者挨拶

13:05~13:30

「創造性を育むICT環境整備 -GIGAスクール構想の実践に向けて-」

13:40~14:05

「子供たちの学びを保障する、本当の教育ICT整備」

14:15~14:40

「『便利』と『安全』を両立できる教育現場のセキュリティ対策」

14:50~15:15

「教育現場のデジタルシフト ‐教具から文具へ‐」

15:25~15:50

HP Chromebookによる 「GIGAスクール構想」の実践

16:00~16:25

「Google for Education のご紹介」

開催概要

日時:2020年6月24日(水)13:00~16:25
対象:教育委員会、自治体職員、小学校の教職員、教育事業者
会場:原則オンラインセミナーとして実施

※ビデオストリーミング配信の視聴確認はこちらから

費用:無料(事前登録制)
主催:学校法人先端教育機構