※開催終了しました。
イベント 2020年8月25日(火)
GIGAスクールフォーラム
~教育現場、実践に立ちはだかる3つの壁~
GIGAスクール構想とその先の目指す教育を実現するためには3つの壁があると言われています。1つ目が「ICT環境整備の壁」、2つ目が「教育実践の壁」、3つ目が「校務支援の壁」です。これらは単に端末やネットワーク環境、クラウドサービス、ソフトウェアを導入すればいいという訳ではありません。
これからの学びの在り方を見据え、子ども一人ひとりの個別最適で、創造性を育む教育を実現するため、いま必要な視点を産官学それぞれの視点から紐解きます。
講演内容
情報化が進むなかでの学校教育の構想

1964年熊本県生まれ。博士(工学)。東京都公立小学校教諭、玉川大学教職大学院教授、文部科学省参与などを経て2014年より現職。専門は教育工学、ICT活用授業、情報教育に関する教育実践研究。中央教育審議会委員,「デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議」座長,「教育データの利活用に関する有識者会議」座長などを歴任。
GIGAスクール構想に対応した 進化するソニー4K大型提示装置
GIGAスクール構想の実現の中で、デジタル教科書の活用から遠隔授業を支援するソニー4K大型提示装置について紹介いたします。実際の遠隔授業で大型提示装置がどのように活用されているのか、またデジタル教科書や教材の活用と今後どのように連携できるのか、学校での取り組みも交えてご提案いたします。

1992年ソニー(株)入社。自治体・大学・放送局向けの業務用機器セールスを経験後、ハードとネットワークと融合した新規ビジネス開発に従事。現在、ブラビアを活用した「アカデミー(教育)」「デジタルサイネージ」「ホテル」領域のビジネスを統括。
端末1人1台時代のデジタル教科書の活用
児童・生徒1人1台端末環境におけるデジタル教科書の活用について,クラウド配信による「端末持ち帰り」や「BYOD」への対応,学習ログの効果的な活用,教材間リンク等について,現状と今後についてご紹介します。

1984年早稲田大学教育学部卒業後、東京書籍入社。数学、理科の教科書編集、デジタル教科書の制作、Webサイト「EduTown」の運営などを経て、2019年より現職。
教育現場、実践に立ちはだかる3つの壁

筑波大学大学院人文社会科学研究科にて社会学を専攻。現在は、「社会動向と知の関係性」から専門職大学、実務家教員養成の制度設計に関する研究と助言も多数行っており、文部科学省実務家教員COEプログラム(事業構想大学院大学、社会情報大学院大学、日本女子大学、武蔵野大学との共同事業)の責任者も務める。そのほか、教育事業に関する新規事業開発に対するアドバイザリーも行っている。
教育情報化におけるセキュリティ対策とオンライン授業の未来
GIGAスクール構想を下支えするサイバーセキュリティ対策と、ウィズコロナ時代におけるオンライン授業の取り組みについて、それぞれ事例を交えてご紹介します。

国内SIerにてプリセールスSE、ビジネス開発部門を経て現職。「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」ハンドブック作成協力、文部科学省委託 「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン普及事業」 説明会講師。
タイムスケジュール
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13:00~13:05
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主催者挨拶
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13:05~13:30
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「情報化が進むなかでの学校教育の構想」(東北大学 堀田龍也教授)
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13:40~14:05
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「GIGAスクール構想に対応した 進化するソニー4K大型提示装置」
ソニーマーケティング株式会社 真砂野 透 氏
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14:15~14:40
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「端末1人1台時代のデジタル教科書の活用」(東京書籍株式会社)
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14:50~15:15
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「教育現場、実践に立ちはだかる3つの壁」(先端教育機構 川山竜二教授)
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15:25~15:50
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「教育情報化におけるセキュリティ対策とオンライン授業の未来」
シスコシステムズ合同会社 林山 耕寿 氏
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16:00~16:25
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調整中
開催概要
日時:2020年8月25日(火)13:00~16:25
会場:オンライン開催
視聴方法:開催の3日前を目処に、接続先のURLをメールで送付いたします
※安定したインターネット環境があれば、どこからでもご参加いただけます
費用:無料(事前お申込み制)
主催:学校法人先端教育機構