※開催終了しました。

説明会 2023.08.08(火)

8月8日(火)動物園・水族館・博物館等(コミュニケーションデザイン研究科)

人々にとって利用可能な情報が爆発的に増加した現代社会において、あらゆるものごとの価値が問い直されています。

動物園・水族館・博物館等はその特性上、「来場者がゼロにはならない」あるいは「レジャー施設としての価値は失われない」という成功体験を有しており、メディアリレーションズを除いて対外的・対内的コミュニケーションの必要性が重視されてきませんでした。そのなかでほとんどの施設がベストプラクティス(先例)や組織に蓄積されてきたマニュアル頼みの広報に取り組んできたわけですが、果たしてそれらの有効性は現代の情報社会においても担保されているのでしょうか。また、このままでは各園館の本質的な価値が社会と共有され得ないのではないでしょうか。

こうした状況においてコミュニケーションデザイン研究科が教育研究の中心に据えるのは「理念に基づくコミュニケーション戦略」という考え方です。誰もが情報発信者になりうる時代において、施設の理念(存在意義)に立ち返り、一貫したメッセージを様々な形で発信することがこれまで以上に有効になると考えられます。

今回の説明会では、動物園・水族館・博物館等のコミュニケーション担当者として勤務する方々に「理念に基づくコミュニケーション」がどのように役立つか、そしてその領域のプロフェッショナルとして活躍するためにどのような学びが必要か解説します。

 

コミュニケーションデザイン研究科では、2023年度9月入学・2024年度4月入学のご出願を受け付けています。
詳細はこちらをご覧ください。

出願手続きについて

開催概要

日時:2023年8月8日(火)19:30~20:30

費用:無料(事前予約制)

会場:オンライン(Microsoft Teams)

講師

橋本 純次

(はしもと じゅんじ)

コミュニケーションデザイン研究科 専攻長・専任講師

専門分野:
メディア論(民放地方テレビ局・オーディエンス研究)/メディア制度論(放送政策)/リスク・コミュニケーション(災害報道)
主な担当科目:
マスメディア論/オーディエンス・リサーチ/コミュニケーションデザイン演習など​

 

関連リンク:コロナ禍をめぐるテレビ報道 非常時のメディアをあり方を考える