白井 邦芳

白井 邦芳

(しらい くによし)

教授
専門分野:リスクマネジメント/リスクコミュニケーション/企業再生
主な担当科目:リスク・マネジメント/リスクコミュニケーション特論A/社会情報演習

経歴

1981年:早稲田大学 教育学部 卒業
1981年:AIU保険会社 入社
2000年:AIU 危機管理コンサルティング室 室長
2003年:AIGリスクコンサルティング 首席コンサルタント
2004年:AIG BCPオフィサー、AIG RRT(緊急事態対応チーム)危機管理担当役員
2008年:AIGコーポレートソリューションズ常務執行役員
2009年:ACEコンサルティング(株)Executive Advisor、日本リスクマネジメント協会評議員
2017年:日本リスクマネジメント協会顧問、事業構想大学院大学客員教授、
    社会情報大学院大学 広報・情報研究科(現 社会構想大学院大学 コミュニケーションデザイン研究科)教授(現在に至る)    

所属学会・団体等

  • 日本広報学会
  • GBL研究所
  • 日本リスクマネジメント協会
  • 日本法科学技術学会
  • 経営戦略研究所
  • 日本PMO協会
  • 日本パブリックリレーションズ協会

実務上・研究上の主な業績

【書籍・論文等】
・白井邦芳(2005)「緊急対応24時、有事における3場の原則と危機管理-個人情報漏洩事件後の実務対応事例を踏まえて」、『日本リスクマネジメント協会 論文集』、pp.87-92.
・白井邦芳(2006)「風評鎮圧の為の戦略的ディスクロージャーと内部統制を意識したCSR」、『リスクマネジメントTODAY』、pp.63-68.
・白井邦芳(2006)『ケーススタディ 企業の危機管理コンサルティング』、中央経済社
・小川真人、白井邦芳(2010)『循環取引対策マニュアル』、中央経済社
・小川真人、白井邦芳(2011)『会社の事件簿』、東洋経済新報社
・白井邦芳(2014)『リスクマネジメントの教科書』、東洋経済新報社
・社会情報大学院大学 編(2016)『デジタルで変わる広報・コミュニケーション基礎』、宣伝会議

メッセージ

ソーシャルメディアの発達により企業が適切な方法で正確に情報を伝えることが極めて重要となってきている。「間違ったら訂正すればよい」と安易に考える時代は既に去り、誤認で発生した風評を鎮圧させるには1分1秒を争うリスク管理態勢が不可欠だ。失敗事例・成功事例を検証し、情報管理の重要性を再認識し、危機に対する感性を高めるとともに、回避のための勘所をこの講座を通じてスキルアップして欲しい。

特集記事

社会事象で変化する、企業を取り巻く「世論」
(広報会議2016年10月号特集記事「社会変化を見据え 企業の”意思”を伝える 未来を創る広報」より)